ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C60 33

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和42(1967)年8月20日 仙台運転所

車歴は↓こちら。

C6033 機関車データベース (形式C60) - デゴイチよく走る!

常磐線全線電化を前にした晩年の頃になります。

C62やED71などに囲まれて、淡々と運用をこなしていたんでしょうね。架線の下を走る蒸機の姿は、今でこそ何の抵抗もないファンも多いでしょうが、この当時は架線柱が建つだけでファンは忌避行動に出たようです。濃いファンほどこだわりが強く、それは今でも同じでしょうが、とにかくオリジナリティ重視で、後付けの部品や改造などもっての外、原型以外は価値を認めない、自分が見慣れた光景以外はカメラを向ける価値なしみたいな節がありました。まあ、勝手にわめいてろって感じですが、翻って自分自身はどうかというと、そういう傾向はなきにしもあらず。改造や改装によってカッコ悪くなり、思わず「ダッセー」の一言を発することはあっても、そんなものは最初のうちだけで、次第に慣れてくると「そんなものさ」と受け入れてしまいます。鉄道撮影には「記録」という極めて重要な要素があるわけですが、好き嫌いを問わず記録することは後世の人々にとって有用なものになる筈です。

ということで、33号機についてのコメントは特にありません。でも、煙室扉ハンドルのところに、取っ手のように白く引かれた線は一体なんじゃろ?