ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

「富良野・美瑛ノロッコ号」のC11 171

平成11(1999)年4月のC11 171の復活に続き、同年6月には「富良野・美瑛ノロッコ号」の新車が登場しました。それを記念して、試運転と営業運転開始の数日間ながら、C11 171が列車の先頭を務めました。
その後も毎年、「富良野・美瑛ノロッコ号」の運転開始時だけはC11がエスコートすることになるのですが、今回の写真は運転2年目を迎えた時のもので、富良野駅でC11 171が佇んでいるところを撮影しました。駅の好意なのか、自由に構内で撮影することができました。

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富良野・美瑛ノロッコ号」のヘッドマークはないので、「SLすずらん号」のマークを掲出したままです。因みにこの年(2000年)の9月、「SLニセコ号」の運転開始より少し早く「SLふらの・びえい号」(旭川富良野)が「SLすずらん号」編成を使用して運転を開始しました。
「SLすずらん号」(春・夏・秋)を皮切りに「SLふらの・びえい号」(秋)「SLニセコ号」(秋)「SL冬の湿原号」(冬)「SL函館・大沼号」(春・夏)「SLデンマークニッセ号」(冬)など次々とSL列車が誕生し、通年、SL列車を楽しむことができるようになるのでした。

平成12(2000)年6月10日 富良野駅

来年のJR貨物列車カレンダーを入手したのですが、表紙を見てびっくり。DD200なるディーゼル機関車が登場していたんですね。ここのところ新しい鉄道雑誌は全く見ていないので知りませんでした。まだ試作機で、外観はHD300に酷似していますが、入換専用機のHD300に対して、こちらはDE10やDE11の置き換えを目的とした汎用性を持たせ、最高時速が110kmという高性能機関車です。DE15もくたびれてきているし、これでいよいよ国鉄ディーゼル機関車は全て引退ということになるのでしょうか。あ、DD200はDE15の置き換えにはならないでしょう。