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昭和42(1967)年8月19日 青森機関区
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19652 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!
電柱の影が頭に落ちていささかうざったいですが、注目すべきは炭水車。側面の上部がカットされており、キャブから後方の視界が確保できるように改造されています。C56のようなスロープカットではなく、青森機関区の入換機ならではの姿です。炭水車のキャブ側には、キャブの形状に合わせた衝立を設け、そこに窓ガラスをはめ込み、バック運転時に雨雪が凌げるように配慮されています。しかし、視界確保の効果はそれほどでもなかったのか、4年ほどして炭水車のカットされた前半分は炭庫に復元されています。
回転火の粉止めのお皿は後年撤去されますが、その頃には煙室扉、前端梁、炭水車後面にゼブラ模様がばっちり描かれるようになり、入換機らしい姿となります。同僚の29660は試験的にオレンジ色に塗装され、炭水車の両側面には緑十字が描かれていましたが、この画像の頃には黒色に戻されていたものと思われます。盛岡区のハチロクにもオレンジ塗装車がいましたが、番号は不明です。
青森区の特徴として、画像では分かりにくいのですが、キャブの屋根が延長されていました。また、正面窓の長い庇が特徴的です。解放てこが片側だけですが、入換作業に支障はなかったのでしょうか。