田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮下さい。
昭和43(1968)年10月3日 福知山機関区
扇の様な半円形の反射板、右側のものには何か書いてあります。「D51944 福機用」と読めます。取り外し可能な後部標識灯なので、うっかり他の機関区の職員が持ち去ることでもあったのでしょうか。前照灯も取り外し可能なので、ここでは外しています。
昭和47(1972)年8月25日 奈良運転所
過去記事で触れたような気がしますが、当時の奈良運転所所属のD51数輌には除煙板に装飾が施されていました。882号機が「月と鹿」、906号機が「鳩」、940号機が「鷗」、そして944号機は「燕」といった具合でした。「燕」はC62 2のものに比べるとちょっとふくよかで、いささか躍動感に欠けます。一般に、944号機が廃車された後に「燕」は831号機へ移設されたとありますが、現役中ながらも撤去された姿が撮影されているので、このあたりどうなっているのかちょっと分かりません。
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