matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮下さい。

昭和42(1967)年7月30日 佐倉駅

昭和42(1967)年7月30日 佐倉機関区
前回の165、166号機と似たような経歴を持ち、関東地区でのみ活躍しました。昭和20(1945)年8月末の配置では、千葉機関区に165~167号機が揃っており、まさに三兄弟といったところでしょう。三兄弟と言っても、167号機だけ番号板はAD66180図で製作されています。因みにこの当時、1~5号機の5兄弟も千葉区に集結しておりました。最初の画像は運用を終えて客車から切り離されたところでしょう。ホームの高さが妙に低いのが分かります。いわゆる客車ホームですが、低すぎるように見えるので古い規定による高さが760mmしかないものでしょうか。これに対し、電車の場合は床面の高さが高くなっているため、古い多くの駅ではホームを嵩上げして対応しています。電車ホームの高さは1,100mmで、他にその中間的な920mm高さのホームもあり、現在残っている客車ホームはこの高さだと思います。2枚目の画像は最初の画像の続きになり、機関区へ帰還したところです。給砂塔が後ろに見え、給炭台も見えます。その右側には自走式クレーンがチラッと写っています。画像には写っていませんが、自走式クレーンの右側には石炭貯蔵所があり、自走式クレーンはそこから石炭をバケットで掬い取り、給炭台に石炭を積み上げます。給炭台には給水スポートもあり、同一場所で給炭、給水、給砂の各作業を一気に行うことができます。
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