かつては蒸気機関車撮影のメッカであった植苗へ行きました。機材はビデオカメラと中版カメラのみ。まずは下り千歳線の踏切で。
08:06 植苗←沼ノ端 北斗星1号
この当時は、電源車が上野方に連結されておりました。
さて、踏切を渡った先の道路には、にゅきにょきと木が生え出しており、もはや車の通行を阻んでいるようです。保線の方々も車では来ないのでしょうか。かつてのお立ち台に上がります。
09:07 沼ノ端→植苗 3749M(苫小牧発、札幌行きの快速「空港ライナー」)
ド下手。ビデオをメインに撮影しているとはいえ、このカットはないだろう。
09:15 沼ノ端→植苗 ライラック5号
更に下手具合が増しています。因みにビデオもかなり下手です。二兎追って、どちらも逃すパターンですな。
本来なら貨物列車が何本か通過するところでしょうけれど、正月運休で1本も来ませんでした。結構、暇を持て余してしまいました。
10:23 遠浅←沼ノ端 529D
この1本前の527Dは、客車時代のスジを受け継ぎ、室蘭発の列車でした。かつては1時間に上下各数本ずつの蒸機牽引列車が行き交っていた路線でしたが、貨物列車は激減され、今は見る影もありません。画面左に建っていた保線小屋もなくなりました。
10:25 遠浅→沼ノ端 522D
529Dとのすれ違いを期待していましたが、全然かすりもしませんでした。3両編成が長く見えます。灌木が随分と成長したようで、下り千歳線の見通しが悪くなっています。
この日の晩には夜行列車で長万部に行く予定でしたので、撮影は午前中で切り上げました。長万部ではビデオ撮影に専念したので、写真はありません。
平成2(1990)年1月5日
一通り、フィルムのスキャン作業を終えたものの、一部のフィルムは取り込み状態が必ずしも良くないので、再スキャンしようかと考えました。ポジフィルムは後でもいいのですが、カラーネガがね。キズやホコリの付着が多いのと、黄変色の進行が気がかりだからです。ならさっさとやっちまえよと言われそうですが、PC内蔵HDDの容量がカツカツで、作業がこれ以上は進められないという厳しい現実がありました。今年に入ってからHDDを2台購入し、ポジフィルムの画像データを保存したところなのですが(約10TBの量を4TBと6TBのHDDに分けて保存)、正・副の2台ずつに保存したいので、PC内のデータをまだ消す訳には行きません。とはいえ、作業を遅らせるのも忍びないので、PC内蔵用に昨日、もう1台をヤフオクで落札しました。経済上の問題から、使用時間の少ない中クラスの中古品を選びました。ヤフオクのクジで30%引きが当たりましたしね。今ある2TBのHDDを4TBに交換します。一方で、画像データ整理の一環で、各フィルムごとのサムネイルを作成し始めました。
印刷を始めようと思ったら用紙が底を尽きかけていたので、慌てて注文しました。ポジフィルム分だけで1200ページ以上になってしまいます。データ整理というのも時間とお金がかかります。ふえ~。