ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

大白川で

最終日は無理をせず、帰宅がてらの軽い撮影に留めることにしました。でもこういう時に限って天気は回復し、後ろ髪を思いっきり引っ張るのです。

会津若松を、いつもの425Dで発ちます。小出までの直通列車です。小春日和の沿線を車窓から愛でながら、こういう日にこそ沿線で撮影したいのに・・・と愚痴のひとつも出るというものです。そんなこんなで会津川口に到着。穏やかな只見川は水鏡になっています。
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08:04~07 会津川口駅 426Dと行き違い。
ホームにあまり人影もなく、いささか寂しい雰囲気でした。

滝が見える第七橋梁を渡ります。

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08:38 会津蒲生←会津塩沢
川を渡らない第八橋梁を渡っています。
第七も第八も数年前の災害で被害を受けてしまいましたが、ようやく復旧工事の目途が立ったようです。

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09:24 大白川駅 425D
目的地の大白川駅で下車します。会津若松から3時間11分。あっという間の小旅行でした。425Dを見送ります。

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駅舎を改築工事中です。もともとがどんな姿だったのかは分かりません。ここで撮る列車はわずか1本。この1本をどう撮ろうかと考えながら5万の地図を見て、撮れそうな場所へと向かいました。

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10:11 柿ノ木→大白川 430D 100~300mmズーム
やはり狙うは俯瞰。駅から見えた小山の中腹から。三日前に只見線入りした時に乗車した列車です。

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10:12 大白川駅 430D 35~70mmズーム
レンズを交換しながら撮影します。カメラは2台あるので使い分けて撮ればよさそうなものですが、フィルムを使い切りたかったのです。そうすればすぐに現像に出せます。今のデジカメには無関係なことですね。

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10:14 田子倉←大白川 430D 28mm
最後は広角で全体風景を。すぐ下に大きく曲がった道がありますが、そこから斜面を上がってきました。ここまで引くと、肝心の列車が小さ過ぎますが、3枚の写真の流れで見ると、それもアリかと。動画的感覚で見て欲しいところです。などと勝手なお願い。
列車本数が多ければもっと粘って別の場所を探したいところですが、時間的にもう無理。
帰りの上越新幹線は、浦佐からではなく、越後湯沢から乗車。浦佐での待ち時間が長かったので、越後湯沢にしたのでしょう。

この1年後にはビデオカメラとの二刀流で訪れることになります。

昭和63(1988)年11月6日