

昭和62(1987)年10月17日 11:00 会津宮下駅 9425列車
浦佐から乗車した急行「奥只見」(浦佐~小出間は普通列車)を会津宮下駅で下車すると、トロッコ列車「パノラマ号」との行き違いがありました。列車番号をメモしているということはスジが時刻表に載っていたということでしょう。因みに急行「奥只見」は便利な列車なのですが、冬期間は運休するので注意が必要です。過去に、それと知らずに雪の中、ず~っとカメラを構えて待っていたことがあります。もっともそのお陰で除雪車が来てくれて貴重な写真を撮ることができましたが。

昭和62(1987)年10月18日 10:07 塔寺←会津坂下 9425列車
紅葉は諦め、里に下りて秋っぽい風景を探しました。稲は刈り取られ、でも草は青々としており、何だか水を張る前の春の光景にも見えます。紅葉前ということでしょうか、トロッコ車内に乗客の姿はまばらです。紅葉の時期に改めて「パノラマ号」を撮影することにしました。

昭和62(1987)年11月1日 10:49 会津西方←会津檜原 9425列車
待ちに待った紅葉の時期となり改めて会津宮下にやってきました。まずは何はともあれお馴染みの只見川第一橋梁で。天気も上々で大いに水鏡を期待したのですが、風が出てきて撃沈です。日中の水鏡は難しいです。車があれば追っかけ撮影が可能だったでしょうけれど、当時はペーパードライバーだったのでレンタカーを使う選択肢はありませんでした。

昭和62(1987)年11月1日 13:54 会津宮下駅 9430列車
こちらは返しの上り列車。時刻表が手元にないしネットにも情報がないので確認はできていませんが、機関車を付け替えているので「パノラマ号」の運転区間は会津若松~会津川口でしょう。よく見ると、機関車の後ろがトロッコ車となるように編成も組み替えています。キハ58は暖房や照明のためエンジンはかかっていたでしょうけれど、自走はしていなかったと思います。

昭和62(1987)年11月3日 11:07 早戸←会津宮下 9425列車
只見線なので、やはり第三橋梁は外せませんね。けれどメジャーなお立ち台ではなく、反対側の道路から。遠くに見えるお立ち台には何人かのファンの姿がありました。順光狙いでここに来たのですが、ご覧のように曇ってしまいました。こちらの気持ちまで曇ってしまいました。それにしても只見線の撮影では本当によく歩きました。