ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

59672と59674

田中 泰三様の画像の転載はご遠慮ください。

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昭和50(1975)年4月2日 帯広←帯広貨物

車歴は↓こちら。

59672 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

帯広駅の北西側にある踏切での撮影です。3本線路がありますが、手前が士幌線、走行しているのは根室本線、一番左が入換に使用する引き上げ線になります。根室本線を走るとはいえ1駅区間、一日1往復だけの蒸機列車でしかも上りは単機でした。

前端梁の二つの丸穴が気になります。大型のLP403のみ1灯だけの姿は一昔前を思い起こさせます。知らんけど。

立ち位置の後ろには中島産婦人科があり、中島みゆきさんの実家でした。

 

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昭和43(1968)年2月21日 大宮機関区

 

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昭和49(1974)年9月29日 稚内機関区

車歴は↓こちら。

59674 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

除煙板が切り詰めされるだけで随分と印象は変わります。稚内区時代、この時にはすでに休車となっていたようで、煙室扉には錆が浮いています。トラ模様もすっかりかすれています。

前照灯の横が後部標識灯から補助灯に変わり、デッキ上の後部標識灯はランボード上に移設されています。フロントデッキには柵状手摺が設置され、「架線注意」札の位置と枚数が変わりました。見えない所では、おそらくヒーターがあちこちに設置されたのではないかと思います。

稚内区での画像があまりにも酷いですが、煙室扉ハンドルが交換されているように見えますね。蒸機列車最終日に、ハンドルをD51 241と交換したD51 603のようです。