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昭和61(1986)年7月
貨車移動機のことはさっぱり分かりませんが、その容姿をググってみると10トンクラスのようです。台枠に貼られたプレートを見ると「06-28-01-535」とあり、遠別町郷土資料館(遠別駅は羽幌線)に保存されている移動機「06-28-01-274」と似ています。
車体断面が非対称となっている理由は分かりませんが、これが特徴と云えるでしょうか。機械扱いのハイモや事業用車輛に採用されている黄色ではなく、オレンジ色の車体というのも特徴的でした。普段は駅の片隅に佇み、突然思い出したように貨車の入換をしていたとても地味な存在で、気に留めるファンは少なかったでしょう、私も含めて。音別駅ではいつまでのこの貨車移動機が稼働していたのでしょう。
音別駅は平成31(2019)年に貨物取扱を廃止し、DF200の入換も見られなくなりました。