ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

音別駅の貨車移動機

dd51 1135様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和61(1986)年7月

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貨車移動機のことはさっぱり分かりませんが、その容姿をググってみると10トンクラスのようです。台枠に貼られたプレートを見ると「06-28-01-535」とあり、遠別町郷土資料館(遠別駅は羽幌線)に保存されている移動機「06-28-01-274」と似ています。

遠別町 郷土資料館の貨車移動機 | 保存鉄道車両巡りの旅

車体断面が非対称となっている理由は分かりませんが、これが特徴と云えるでしょうか。機械扱いのハイモや事業用車輛に採用されている黄色ではなく、オレンジ色の車体というのも特徴的でした。普段は駅の片隅に佇み、突然思い出したように貨車の入換をしていたとても地味な存在で、気に留めるファンは少なかったでしょう、私も含めて。音別駅ではいつまでのこの貨車移動機が稼働していたのでしょう。

音別駅は平成31(2019)年に貨物取扱を廃止し、DF200の入換も見られなくなりました。