ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 237

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和41(1966)年8月11日 五稜郭機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51237

云わずと知れた、苗穂工場製の第一号機で、苗穂工場製12人兄弟の長男になります。電化前なので、極く普通のスタイルです。

高校生になったばかりの昭和48(1973)年の4月、久々に苗穂機関区を覗くと、237号機がいるではないですか。初見ながら、苗穂工場製ということは知っていたので、これは是非とも撮らねば・・・ということで苗穂機関区の事務所を訪れるのですが、敢え無く撃沈。撮影許可は下りませんでした。対応してくれた職員さんは「安全防止のため」とか何とかを理由にしていましたが、小樽築港区などで頻発する部品盗難を阻止するためであることは明らか。この後、現役時代には遂に出会うことは無く、ようやく会えたのは苗穂工場内に保存されてからになります。

因みに苗穂工場ではこの機関車の1/5スケールライブスチームを技能育成により製作しており、苗穂工場まつりなどで運転しています。本物の石炭を燃料にしているので、煙室の中で焼きイモが出来上がり、これが案外、美味しいのです。