ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

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田中泰三様提供の画像につき、転載はご遠慮ください。(リンク先の田中泰三さんとは関係がありません。)

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昭和43(1968)年頃か 大宮機関区

車歴は↓こちら。

9684 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

空気圧縮機や元空気溜を装備しているとはいえ、一段のランボード、2枚独立窓のキャブ側窓、化粧煙突など、登場時の雰囲気をそこはかとなく醸し出しています。前照灯の向かって左側に設置された後部標識灯は、大宮区所属機の特徴でしょうか。川越線のキューロクによく見られた姿です。煙室扉の締め付けハンドルが十字タイプで、ちょっと粋な感じがします。クルクルパーには眉をひそめる人がいるかもね。画像にはチラッとしか写っていませんが、レンガ造りの機関庫がキューロクにお似合いです。

この頃、大宮機関区には9600、D51の他に次世代の入換機となるDE10も配置されていましたし、留置されているEF12、EF15、EF58、EF65などの電機の姿も見られたようです。

川越線のキューロクは昭和44(1969)年9月30日をもって運用を終了し、同時に大宮機関区から蒸機の配置はなくなりました。