ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

おそろい

スキャン作業は遅々として進まず。結局本日もスキャン済画像の中から未アップのものをピックアップさせていただきます。

イメージ 1
7:43 札幌駅→苗穂 825列車 昭和52(1977)年5月8日
スハフ32、スハ32の狭窓がキレイに並んでいます。大抵の人は避けたがったスハ32系ですが、私は好きでしたね。一人に一つの窓。キロ26の気分かも。暖房用の蒸気が床下から漏れていますが、5月の北海道はまだ寒いのです。 

イメージ 2
7:50頃 札幌→苗穂 回721D 昭和52(1977)年5月8日
こちらはキハ21による編成で、いわゆるバス窓が整然と並んでいます。上の小窓は固定、下の大窓は上昇開放。キハ22のようなデッキがないので、冬は客室内が寒いとの批判を浴びたものです。今の731系に始まる通勤電車のご先祖様といえるでしょうか。

イメージ 3
12:21 札幌→桑園 904D 昭和52(1977)年5月21日
キハ21を北海道向けに耐寒耐雪を強化したキハ22は、1枚窓が普通に並んでいます。本州向けの形式は存在しません。道内では急行列車の運用にも活躍していました。循環急行「いぶり」とかね。

イメージ 4
12:28 桑園→札幌 回1211D 昭和52(1977)年5月21日
札幌から急行「ちとせ」になる回送列車で、キハ56系による編成です。冷房こそありませんが、キハ22よりもゆったり座れて乗り心地もよく、長距離を行く庶民にとってはありがたい存在でした。200番代車は冷房準備工事車でしたが、キロ26以外、とうとう国鉄時代に冷房化されることはありませんでした。

私は模型はやらないので模型雑誌を買うことはありませんが、先日、友人が「もう見ないから」ということで、某鉄道模型雑誌を大量にもらってきました。模型雑誌には、模型作りの資料として実車や実景の記事もあるので、そういう部分だけビリビリ剥がして保存しました。そうすると大体、1年分の雑誌が1か月分の分量まで減量して、そう邪魔にはなりません。罰当たりでしょうか。