昭和56(1981)年7月4日 上野駅

クハ169-901(再掲)

モハ168-901(再掲)

クモハ169-901
元165系です。165系に横軽対策を施した試作車になりますが、169系の量産化に伴い、169系化されたものです。169系化によって何がどう変わったの?ということはウィキなどで調べて下さい。EF63との協調運転無しで単純に牽引される時には最大8輌編成だったのものが、協調運転により12輌まで編成を組むことが可能になり、試作車も12輌が製造されました。3輌4編成が製造され、901~904号の試作番号が与えられました。当時は鉄道需要が伸び盛りの時期で、8輌から12輌に増やすことは喫緊の課題だったのです。167系の後に製造されたので169系となったわけですが、1桁の「9」が横軽対応形式を示すこととなり、183系、485系の同形式がそれぞれ189系、489系となったのはご承知の通りです。ただこの意味での「9」ナンバーはこの3形式だけで、その後、119系や289系、719系など多数の「9」ナンバー形式が登場し、我がJR北海道にも789系が存在します。いずれは739系も?789系で思い出しましたが、881系は空き形式になっているので、JR北海道の次世代特急電車は881系になるかもしれませんね。
しかし特別な形式が持続しないのはよくあることで、169系900番代もまた昭和60(1985)年までに、クハ169-900はクハ455-300へ、モハ168-900はサハ165-100へ、クモハ169-900はクハ455-400へと改造されてしまいます。もっとも169系ではサロ169・サハシ169が、それぞれサロ165・サハシ153からの改造形式であったので、そういう意味でも169系は特異な形式だったと言えるかもしれません。