

小樽築港を発車した旅客列車。その後方にはC56 160が吹き上げる煙が見えます。

単機ながら、猛烈な勢いの煙ダッシュでやってきました。
札幌行きの下り列車は、熊碓トンネルで飛び出しを狙います。



かもめはいつも通り、悠々と舞って止まってみゃあみゃあ鳴くだけ。
返しの列車では俯瞰撮影に挑戦します。バスで近場まで移動し、後は地図を見ながら適当に場所探し。ゴルフ場へ向かう道の途中、いい感じで俯瞰できる場所を見つけました。北海鋼業の工場建屋が見えます。


木材が積んであるのは銭函の街です。
昭和47年冬、手稲スキー場から見た白い石狩平野を、青い海をバックに小さな汽車が煙をなびかせて小樽へ向かって走っていった光景が思い起こされます。
煙はあまり出ていませんでしたが、自分としては納得。納得してしまってこれで帰宅してしまいました。ついでに他の列車をもっと撮っていけばよかった。
銭函の海バック俯瞰撮影は、本運転で再チャレンジします。
昭和55(1980)年11月19日