ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

釜谷駅で見かけた奇妙な列車

北海道新幹線開業前には、江差線にしばしば奇妙な列車が運転されました。これもその一つと言えるでしょうか。

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新鋭EH800-901が、釜谷駅に停車しました。

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構内踏切をしっかり跨いでいます。向こうのホームには行けません。

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牽引していたのはJR北海道のスハフ14、かつての「SLすずらん号」で登場した緩急車です。EH800は言わずと知れたJR貨物の青函専用の交流電気機関車です。

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勿論、営業運転ではありません。なんかの試験列車です。

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「回送」表示がありますが、回送でもありません。でも回送っぽいです。札幌で見かける試1191列車とか試1192列車のようです。

後で聞いた話では、スハフ14には計測器を積んでおり、何かの測定をしていたようです。通常の試験列車は「リサーチキャビン」というコンテナを使うのですが、この時には手配がつかず、それでスハフ14をJR北海道からレンタルしたのだとか。カーテンを閉め切っているのが何とも怪しい雰囲気を醸し出しています。

平成26(2014)年7月6日 江差線 釜谷駅

今回の画像は、ビデオカメラで撮影した写真で、ビデオ映像からの切り取り静止画ではありません。解像度も2400万画素あり、ちょっとしたスチルカメラ並みです。因みにハイビジョン映像の画素数は、この1/10以下の207万画素です。