この日は観光で会津方面に旅行に出かけました。正直、観光には全く興味はないのですが、会社の同僚が、長かった海外勤務を終えて帰国してきたので、その慰労的なものでした。
東北新幹線「やまびこ413号」は郡山で下車。磐越西線の列車乗り継ぎまで時間があったので、ちょっとだけ鉄ちゃんになります。
オハフ33 2023
オハフ33 2054
スハフ32 2366
DD51 803
スユニ50 2037
ちょっとだけの鉄ちゃんなので画像の解説はありません。
昭和56(1981)年に誕生した東京北鉄道管理局の編成で、後に塗色が変更された際に「なごやか」という愛称名が付されました。それぞれの車両にも愛称名があり、方向幕やサボに表示されています。
6号車「常陸(ひたち)」スロフ12 804
号車札横の小窓と手摺の箇所は、出入口のあったところです。急行形車両をお座敷化する場合、2扉を1扉にして車内のスペースを確保しています。
5号車「下野(しもつけ)」オロ12 808
グリーンマークがなんと狭苦しいことか。
4号車「上野(こうずけ)」オロ12 807
この車両から愛称サボが装着されていません。
3号車「安房(あわ)」オロ12 806
2号車「武蔵(むさし)」オロ12 805
1号車「相模(さがみ)」スロフ12 803
日除けの障子も2段になっているんですね。
貨物列車 ED75 1012
となりのED75が気になりますが、時間の余裕はないので遠目で我慢します。立ち食い蕎麦屋が、昭和の駅らしい風情を醸し出しています。何気ないこういう光景もどんどん消えてしまいました。
同じホームに、磐越西線の会津若松行き2241Dと、磐越東線の平行き730Dが停車しています。両列車とも同じ方向に出発するので、最初に2241Dが出ます。
11:34 喜久田駅
郡山を出発して、早速、次の駅で特急「あいづ」と行き違いました。先頭車はボンネットじゃない。
11:41 安子ヶ島
更に次の駅でも、今度は貨物列車と行き違い。ED77重連です。
12:09 沼上信号場 あがの2号
沼上信号場は中山宿と上戸の間にある山間の信号場です。短いながらもホームがあるということは、客扱いを行っていたのでしょうか。赤い幌枠が新鮮です。
この12年後、ベータカムで「SL磐梯・会津路号」を撮りにこの付近へ来ようとは知る由も無し。
12:16 上戸駅
なんか風情のある駅舎だったので撮ってしまいました。8年後には真正面に見える山に裏側から登って「SL磐梯・会津路号」をHi8ビデオで撮影をします。
こういう風情ある路線に乗車すると、鉄ちゃんの虫がザワザワうごめいてしまいますね。
向かいの席に座った同僚は、同じ車内に居合わせたおばちゃん集団の話し声が喧しいと文句を言いながらも、途中からぐっすり寝込んでしまいました。
昭和58(1983)年6月18日