ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

キハ183系の快速「ミッドナイト」

快速「ミッドナイト」は、キハ27による運用が2000年11月30日発で終了。代って、キハ183系が12月10日より運転を開始しました。すでに季節臨だったので毎日は走っていませんでした。
2001年11月に「スタンプラリーツアー」に向けて、キハ183-1+キハ182-1+キハ182-2+キハ183-2の4両が国鉄特急色に復元されると、これが「ミッドナイト」で走ることもありました。

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運用が分からないから、取り敢えず構えるしかありません。この頃は早起きすれば「まりも」、「はまなす」、「利尻」、夜行「オホーツク」も撮影できたので、ハズレでも腐ることはありませんでした。結局、札幌近郊でしか撮影しませんでしたが、4両キレイに国鉄特急色で揃ったのは最初のうちだけで、ほどなく検査入場車が出てJR色車との混色編成になりました。

「ミッドナイト」は2002年11月30日発のラストランで終了。ラストランは札幌発だけでしたが、葬式鉄を見込んで6両に増結したのにもかかわらず、団体席以外はかなりスカスカで、廃止やむなしという雰囲気を放っていました。北海道新幹線開業で「ミッドナイト」の復活を望む声は少なからずありますが、この頃の状況を見る限り、ダメだこりゃという散々な状態でした。
この時、国鉄特急色車はイベント列車に駆り出されていたので、ラストランはJR色車が当たりました。そして「ミッドナイト」と「スーパー白鳥」が顔を合わせた最初で最後の日でもありました。

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函館駅 2002年12月1日
ホームと線路2本を挟んで、奥の「ミッドナイト」と手前の「スーパー白鳥10号」処女列車のツーショット。「ミッドナイト」は、本州への朝一番の「はつかり10号」に接続できたけれども、利用客はどんどん減っておりました。だから「スーパー白鳥10号」への接続列車はもう不要とばかりに廃止されたのでしょうか。

ビデオのジャケットはどうにも気に入りませんので、まだ完成していません。やっぱあ、センスないのかなあ。